2024.5.1
月ふたつ
4月中旬のこと.
浜松で打合せをして、それから乗り換え、乗り換え、富士吉田市へ.
富士急ハイランド行きのバスに乗って、徒歩15分.
到着.
写真家 中里和人さんと画家 中野真典 さんの二人展.
『月ふたつ』 galleryナノリウム へ.
素敵な土地.ギャラリーも色んな時間、人の感情を吸ったアジ、纏った空気.
雰囲気のある特別な場所だと肌が察知する.
二人の世界が混ざる.
ギャラリーの隣の森では、
富士山を横目に、在廊中の中野さんがライブペイントをすすめられていました.
森と、中野さんの作品が溶け合って、混ざり合って美しかった.
中野さんが花の絵を描いたその日、富士桜が開花して、絵と重なる.
すごいタイミングか、それとも花が絵の開花につられて咲き出したのかも.
夜はこちらで中里さんのスライドレクチャー.
中里さんの作品と言葉が身体に染み入る.
レクチャーのあと、外にでる.
さっき観せてもらった中里さんのスライドの世界と現実がシンクロする.
木の上から初めて聞く野鳥の声.
まだ寒い.二日前は夜、2℃だったらしい.迂闊にも薄着で来たことを悔やむ.
あつかましくも、Galleryのオーナーご夫婦と中里さんと中野さんと一杯飲みに居酒屋さんへ.
(ごちそうさまでした m(__)m)
富士吉田といえば!いつか行きたいと思っていたBARへ.
BAR TOTAN.
いつだったか、古川書店で見つけたこの本の表紙になっていた場所.
しかも中里さんとふたりで・・・嬉泣
年配の方も、中年(僕)も、20代と思われる男女グループたち、たくさんの人たちが出入りされていて、
この半分夢か絵本の中の世界のようなお店は、愛されてるんだなぁ、、、と勝手ながら嬉しくなりました.
中里さんにこの写真をお見せすると、
『米田さんがナガレモノみたいでいいですね。』
と。
ありがとうございます.
オーナーさんのご厚意で、ギャラリーに泊めていただきました.
(なんて贅沢なじかんなんだ・・・)
しかも、薪のお風呂まで味合わせていただいて・・・.
(本当にありがとうございます)
翌日、中里さんの車で富士吉田市に散歩に連れて行ってくださいました.
そしてまた富士吉田といえば!
中里さんのサイハテ観光に収録されているマネキンロードとトタンの街だ!
縫製で栄えた街.
民家、酒場、と混然一体の街区.
良い路地.良い建物.人のための巣、といった親近感があり、肌にフィットする.
↑ここはサウナだったよう.時代超先取り.何でもある.
コノタテモノハ!
こちらの項で紹介されていた・・・!ご健在でしたか.お会いできて光栄です.
ここ数年で、インバウンド需要が超拡大し、観光客さんがたくさん来られているとのこと.
商店街越しのこの富士の写真を撮りたくて、みんなが押し寄せる.警備の方、大変そうだったけど、英語でNONONO!と叫ばれている姿は、大和魂と日本男児の鏡を見た気がします.
商店街から徒歩2分.一本入った道を行くと、人もまばら.
同じ富士.
どちらにも気付かないといけないよ、と教訓をいただいているよう.
富士吉田名物、吉田うどんを初めていただきました.
伊勢うどんとも、讃岐うどんとも違う独特の歯ごたえ.
帰り、昼のBAR TOTANの横を通る.
ナノリウムのご夫婦にお礼をお伝えし帰路につく.
絶対また来ます!と伝えて.
本当に良い時間でした.
最近読んだ書籍で観光とは、もともとは中国の易経からとられた言葉で、光を観ること.これは方位学で地理上の磁気や風景、光景など大自然の気を充填する転地療法や、その方角が持っているパワーを取り入れるものであったそう.光を観ると魂が元気になる.
僕は中里さんの作品にいつも光をいただいてきました.
この二日間もまた.
そんなことを実感させてもらった二日間.
しっかり充電!ありがとうございました.
翌日、中野さんが絵の写真をお送りくださいました.
こころが喜ぶ.やっぱり魂が洗われるよう.
ありがとうございました.
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