2013.5.22

あいかわらず

色彩を持たない 多崎つくると、 彼の巡礼の年
 
村上 春樹
 
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話題作を読み終えました。
 
 
あいかわらず、自分の胸をウズウズさせる、美しい比喩表現たち。
 
 
この物語の主人公は、読み手 それぞれだと感じました。
 
 
著者の近作を読んでいると、著者は 現実世界における 人同士 万象の中での意識・無意識の非物理的な溶け合い 干渉 と それがもたらす、現実世界への実際の影響
 
近代科学では証明できない、そういう力や事象が この世界にはあるんだよと 暗に文章と本の力を媒介に発信し、教えてくれている気がします。