2017.9.6

ちてんち2

田山湖雪さんの 写真季刊誌 ちてんち 2 がとどく.
故郷の静岡と東京に拠点をうつされてから発刊している作品集.
今回は御前崎.
イメージ 1
イメージ 2






以前、お話ししたときに、
土地を歩いていて、
なにかを体に感じる場所があると、地域の資料館に行って調べることをしていて
今はそこに目印になるようなものもないけれど、調べるとやはりそこはもともと川の分流だったり、何らかの文脈があった場所であることが多い、と.
場所の声をきくこと.
からだにすなおにそれを感じること.
田山さんの作品と、とりくみからは、田山さんの風土と交信する波長をおすそ分けしてもらって、
ふだんは目にみえにくい、けれどもたしかに存在する空気の かたちであったり、感触にふれることができます.
ぼくはそこに時間を超える(もしくは時間がフラットな【時間は地続きであり、そこに階層はないというような】)感覚も感じます.
今号にもその感性と共鳴する一文.
『 何気ない風景に潜む  土地のおヘソはどこだろう 』
年4号発刊.  次の季節もたのしみです.