2016.4.7

もしも建物が話せたら

先日の夜、楽しみにしていた映画をひとりで観に行ってきました.
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世界の6人の映画監督が、自分達の心に残る建物を選び、建物の視点から建物自身の生い立ち、そこでの日常、自分の気持ちを建物が話していく形で構成された物語です.
ロシア国立図書館、ベルリンフィルハーモニー、ハンス刑務所、ソーク研究所、ポンピドューセンター、オスロオペラハウス・・・.
美しいたてもの.
たてものが包む、ひととの関係.時間、物事、できごと.
どんな建物にも、そこに生まれた背景があり、気持ちがある.
見ている人間の自分もとても幸せなきもちになりました.
そしてそんな映画をみせてくれた名演小劇場も、年月をまとったとても素敵なたてものなのでした。。。
(ひとり夜の映画館.贅沢をおぼえてしまったかもしれません.)
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所