2014.6.18

マンガ日記

 
 
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惡の華  押見修造  講談社コミック
 
 
 
『この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女
 
かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます』
 
 
 
とすべてのコミックの表紙の袖に作者のメッセージがかかれています。
 
今月発売になったコミック11巻。とうとう完結しました!
 
思春期と呼ばれる中学生、高校生の時期に、妄想や思考と現実の生活のハザマでもがく少年少女たちの姿と心理を捉えた作品です。
 
自分は普通じゃないのか、とか変に悩んでしまう経験は、多かれ少なかれ、殆どの方が通り過ぎてくるのではないでしょうか。
 
 
人によっては、青い。と感想を持つ方もいるとは思いますが、僕は個人的によかったです。
 
 
全体的に少し暗い雰囲気のお話ですが
 
小説だと夏目漱石、最近の映画だと『桐島部活やめるってよ』(原作は小説です)等の世界がお好きな方には是非読んでもらいたいです。
 
そもそも、普通って無いんだと思います。たぶん。
 
思春期の頃って、なかなかそうは思えないんですよねー。
 
 
そろそろ自分も世の中では、『いい年』と言われる年齢になってきましたが、青春ストーリーは大好きです!
 
(これは、同じくいい年(失礼)と呼ばれる女性がメロドラマ(死語ですね・・・)を嗜む構図と同じかもしれません。)
 
 
 
いつかの少年少女、だいたい大丈夫。と過去の自分にエールを送ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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                    米田雅樹 三重県 建築設計事務所