2015.2.13
三和土
U-HOUSE
本日予定通り、大壺の間 三和土工事を行いました.
三和土の場は、大谷石の間から+300mm、栗の板の間から+100mmと、他のフロアレベルより高くなるので、はじめに版築という技法で側壁をつくっていきます.
この版築は、土を圧縮した層ごとの、地層の意匠が出来るので、脱型が楽しみです.
大谷石の間と、栗の木の板の間の高さの差を、300mmにすることで、腰かけながら壺と対話ができるように設計しています.
室の壁は一般的な平行四角形ではなく、それぞれの辺の角度が異なっており、角度を付けた壁が壺への視線を導きます.
三和土の場が立ち上がってきたとき、空間が新たに生まれた手ごたえを感じました.
ここに壺が納められる日が楽しみでなりません.
キッチンタイル工事も同時進行中.
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所
米田雅樹 三重県 建築設計事務所