2014.8.17
中島らも さん
『僕に踏まれた町と 僕が踏まれた町』 中島らも
を読みました.
中島らもさんの ある意味、自虐的自伝.
笑った.
そして考え方はひとそれぞれ.
自然体、ということを学んだ気がする.
なんというか、高田純次さんの「適当経典」を読んだ時と同じくらい肩の力が抜けた.
色んな事を考え、色んな状況を経験し、けっして立派なことばかりじゃなくてもそれが自分をつくっていく.
今は亡き著者.
超進学校 灘中学に8番で入ってどんどん堕落(成績的には)していきながらも、独自の青春を送ったらもさんのあの世からのメッセージのようです.
(楽しく、面白おかしい内容でもありますが、決してお気楽な生き方ではなく、製作活動時も躁鬱に悩まれ、酒を飲み、自分の人生を歩いて行かれた著者の人間らしさに勇気を戴いた気がするのです.)
お盆に数時間の良い息抜きが出来ました.
(比較的読みやすく、スラスラ読める本なので、ご興味のある方は是非♪)