2019.12.17
建築私感2 直観
「直観とは 知識ではなく、人間の妥当性の感覚である.
しかし直観は育てられねばなりません.
心は直観の所在地であって
頭脳は道具です」
ルイスカーン
カーンを読んで思うこと.
そして感とははらわたで感じる生物生来の感覚であり、
自身にめぐる生物輪廻、時間のリレーの系譜です.
人間には二つの頭があって、
頭脳と、臓器.
こころはどこにあるか.
それはやはり臓器だと思うのです.
知識であったり、物事を論理的に判断するのは頭脳.
わたしが直感的に万象と交信しているのはハラワタ.
生物 動物としてのわたし.
ハラとこころの関係の言語表現数知れず.
そして身体は自身が自然のうちの一つであると知っています.
しかしながら意識とこころは分かちがたくつながっていて、相互に影響し合っています.
観と感
そういう意味で、脳みそも感をつかさどる臓器の一つでもあるといえるかもしれません.
もしかしたら万物は、身体の輪郭を超えて、意識というもので溶け合いながらつながっているのではないか.
森の木々が根を共有し、個体を超えてひとつになるように.
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