2014.2.27
明治初期のおうちの調査
おはようございます。
三重県の木造建築の先生にお誘いいただき、参宮街道(日本の各地から伊勢神宮への参拝道として整備された旧街道)の重要建築物の現場調査をご一緒させてもらいました。
今回、調査したのは明和町に建つ、明治初期の住宅です。
タタミも一般的な関東間(柱の中心間寸法で1818㎜)ではなく、京間(タタミの寸法が1818㎜)であり、玄関が二つある変形田の字プランの興味深い住宅でした。
宅内の端々に珍しい細工、材料が施してありました。
あまり見たことのない床柱。これ何の木・・・?建主さんによると以前、研究チームが来た際に、輸入モノかも、と教えてもらったそう。
明治初期の舶来物とは、粋ですね!!
調査、採寸したデータをもとに、これから作図していきますが、入り組んだ瓦屋根、入母屋屋根、の屋根伏図は初めて描くので少し緊張です・・・。
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所