本日記

2022.2.10

のはらうた　Ⅰ　　　工藤直子　（1984年5月出版）

先日、お客さんとお話をしていたら工藤直子さんの話になりました．

事務所に並んでいる漫画の話題になって、僕が漫画家の松本大洋さんのお話をした際に、お客さんは松本さんのお母さんである工藤さんの詩がお好きだと．

教科書にもおさめられているそうですが、僕は知らなかったので早速購入してよみました．

自身の語録から言葉を紡ぐのではなくて、

僕の勝手な感想だけど、いろんな言葉やオノマトペが、工藤さんの感性から生み出されているように感じました．

意識のした　からだと心が感じたことが息吹となって、工藤さんをとおして奏でているような．

生み出しているというよりも、のはらたちとひとつになったら、自然とでてきて、くちずさんでうたっているよう．

松本大洋さんのお母さんがこんな素敵な詩人だったことも知らなかった．

さらに勧めていただいて、工藤さんの　てつがくのライオンも今読んでいます．

お客さんに、僕は最近さだまさしの風に立つライオン、よく聴くんですよね、ってお伝えしたら、

シブいですね、とおひとこと．

遠い現場に行くときは、時々この学問ノススメを聴いて運転をするのですが、

このさださんの回を聴いて涙してしまったのです．

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