2017.4.18
東京サイハテ観光
20170416 日曜日
お休みをいただいてひとり東京に.
僕がもっとも影響を受けた方.
写真家 中里和人さんと、詩人の中野純さんが企画された東京サイハテ観光に参加してきました.
中里さんは様々なものを被写体にされていますが、先生曰く
『存在しているけれども誰も気づいていなかったこと、みえにくかったことを写真を通して顕していきたい。そしてそれの第一発見者になりたい。』
とのこと.
(小屋、灯台、明暗の境、黒潮のぶつかるところ、、、作品集にそれぞれのテーマがあります.)
僕自身、中里さんの撮られる写真に出会えたことで、それまで見えていなかった風景や現象を見る周波をいただきました.
サイハテ観光とは、遠くに行かずとも、住んでいるところの近郊にありながら、どこか時空の狭間のような、不思議な場のちからを持つところを巡る観光のことで、今回は書籍にも登場している東京近郊の千葉 房総のスポットを巡りました.
この日の主題は
『不思議の昼闇巡り』
千葉までバスで行き、様々な昼の闇を巡ってきました.
地層が素敵な赤山地下壕(戦争にはつかわれることなくキノコの栽培場になっていたそうです)
戦闘機をかくまう掩体壕.
仲良くなった横須賀のおばさまに写真を送っていただきました.
日中、みずから黄金色に発光する不思議な植物 藻 ヒカリモ
夕暮れ.
今も生活につかわれているトンネル.
トンネルの入り口でにじむ光.
暗がりの中、そのぼんやりを眺めながら、中里さんとお話しした思い出は一生忘れないです。。。
たくさんの初めての場所や現象に触れた日.
また新たな知覚のフィルターと目をアップデートできた、と思っています.
丁度バスの中で読み終わった村上春樹の新刊も、トンネルと手掘りの穴が重要なシーンで度々登場していて、この日は現実と小説の物語がオーバーラップし、体験の不思議さが増幅ました.
番外編
帰りのバス、19:30分に東京駅着のハズがアクアラインが大渋滞.
21:00 東京駅着.終電間にあわず・・・。
でも中里さんに一杯誘っていただき、東京ナイト.
たくさんお話しできました.
忘れられない日になりました。。。
今日は特に・・・ホント、ミーハー日記ですみません。。。
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20170416 原岡一本桟橋ニテ
はしたないですが・・・僕がずいぶん前(建築設計事務所を開業するずっと前、修業時代)からいかに中里さんに焦がれ続けてきたか、ブログの経緯をここにアーカイブします.
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