2013.1.10
自邸建築日記 棟木
僕の家の屋根は、少し特殊な架構なので、少し普通じゃない棟木が必要でした.
(棟木=屋根の一番高い所にある梁。大黒柱と並び、お家の象徴的木材です.)
構造計算の結果、この部材はヒノキだと480ミリの梁の高さが必要でした.
(樹種によって強度が違います.米松だと450でよかったのですが、ここは国産材にこだわりたかったのです.)
長さ7.5メートル、梁成480ミリ。国産材では、この様な大きな木材はなかなかみつからず、悩んでいましたが、寺院建築に木材をおろしている銘木屋さんに相談したところ、ありました!!リュウジンと呼ばれる和歌山産のヒノキです.
年末、この銘木屋さんの近くを通りかかったので、乾燥室で待っている 我が家の 棟木 に会ってきました.
この棟木は、僕んちの背骨のイメージなので、集成材でなく、ムクにこだわりたかったので、出会えてよかったです。