2013.12.15
落葉
おはようございます。
12月も中旬となり、毎日の寒さがハッキリしてきましたね。
我が家のアオダモさんも葉っぱを落とし始めました。
外にいる木たちよりも遅い季節の反応でしたが、植物の毎年の輪廻に触れると
改めて自然のサイクルと、季節の巡りを実感します。
落葉樹 と 常緑樹。
落葉樹は、冬の寒く、光量も栄養も少ない時期に自身の葉っぱの養分を幹に蓄えて(吸い取って)冬を越すことを選んだ種族。(紅葉、落葉のサイクルはこういうことで、決して寒さに耐えきれず枯れているわけではないのです。幹に栄養は蓄えられますが、春に新たに葉っぱをつくるエネルギーが必要です。実は木にとって、葉っぱ一枚作ることはとても大変なことなのです。)
常緑樹は、冬の間も葉っぱ、幹の栄養はそのままに、じっ、と寒さを耐えることを選んだ種族。
(冬の消耗は忍耐ですが、春に新たに葉っぱをつくるための労力をなくせます。)
今日、落ち葉を掃いていて思った事。
落葉樹のサイクルの精緻さに毎年感動しているけれど、もうひとつ、この落ちた葉っぱたちは、森や山に住む、同じく冬を眠って過ごすことを選んだ種族の動物たちの絶好の棲家・お布団になってるんだろうなぁ。。。
想像だけれど、そういうふうに思いを巡らせると、一本の木、一つの森や山に物語を感じます。
僕も朝ごはんいただきます。。。
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所