2013.10.5

虫の勉強

2013年度三重木造塾5回目講座に行ってきました。
 
個人的に今年一番楽しみだった講座。
 
『おじゃまむし』住まいにまつわる虫講座でした。
 
農学博士の小林 智紀先生のお話がものすごく面白くてあっという間の3時間でした。
 
虫(特にシロアリ)による家屋の破損状況。
 
クロハネアリとシロアリの成虫のちがいの見分け方。
 
ダニとシラタチャタテのちがいの見分け方。(家にいるダニと思われるもののほとんどが後者)
 
木材を食べる虫たち。
 
健康被害はないけど、食品、建材を狙いにやってくる虫たち。
 
日常にいるらしいけど、あまり見たことのない虫たちもたくさん勉強させてもらえました。
 
かわった虫を見つけると、ゾワゾワっとしてしまいますが、それがどんな虫か、何を食べに来るのか、アレルギーはないのか、あるのか、刺すのか、刺さないのか、もし知ることができたら、虫に対して必要以上の警戒がなくなって、今より少し親しくなれる気がします。
 
 
結露が発生→カビが発生(カビの発生4原則 結露水による(水分 温度 酸素 湿度 後者3つは生活から除けないので水の管理がカビ対策の重要項目))→カビを食べる虫も来る
 
カビも、虫も、人間も、みんな生きていく本能というプログラムで循環しているんだ。
 
植物の基本のサイクルを知った時と同じ、気付きを頂きました。
 
水が上から下に流れるように、当たり前のこと、だけど精緻なこと、廻っている自然。
 
これを感じるセンサーを大切に。。。
 
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