2023.1.14

風景をみつけにゆく







学生の頃、研究室の本棚の片隅に置いてあった、「時を超えるカメラ」(MazKen著、エイ文庫、2005年)。



この本を読んで、ふと思い立って購入した、1970年製造、OLYMPUS 35RC。



購入から早8年ほどが経ったけど、休みの日にお出かけするときは、助手席に乗せて、一緒によくドライブデートに行く。



ぼくよりもずっと年上の彼は(彼女…かも?)、とても美しい風景を写してくれる。








ウキウキしながらファインダーを覗いた最初のフィルムは、ピンボケのオンパレード。



それでも、親友だったOくんは満面の笑みとピースサイン。








未だに人を撮るのが苦手だけど、初めてうまくいったと思えた、卒業式後の先輩方。









このカメラは特に、空と水と深緑が美しく撮れるのが好きなのだ。









光と影、その両方が見える風景も素敵だなあ。








少しずつ練習して、マニュアルフォーカスでも撮影できるようになったけど、未だに半分ぐらいはオートフォーカスの安定性に頼ってしまう。





35RCさん。



まだ見たことが無いであろう風景に連れて行ってあげたい。







スタッフ 阿部