2014.7.21
20140707~0712渡欧 3日目~4日目 ルトロネ修道院
ラトゥーレット修道院をあとにして、次は翌日目指す ルトロネ修道院へ向かうための中継地
レザルクドラギニャンへ向かいます.
ラルブレル駅12:18→リヨン駅12:49着 14:06分発→マルセイユ駅15:46着 17:30発→レザルク駅18:54着
マルセイユ駅からレザルク駅はTGVではありませんでした.
(フランスの普通電車は10分20分遅れる事はザラのようでして、あらかじめ調べておいた下車時刻についた駅はとても古く、レザルクと言っていなかったので降りる事をやめておいてして正解でした.レザルクはとても新しい雰囲気の駅なので、ひとつ前の古い駅で降りないようにお気を付けください)
レザルク駅周辺で宿を見つけれなかったので、レザルク駅から北へ約10キロ、ドラギニャンまで向かいました.
電車から降りると、ちょうどドラギニャンの町行のバスが待っていました.
嬉しいお値段、1ユーロ.
予め、ネットでとっておいたホテルに到着.77ユーロ.
この日は晩ご飯も食べず、いつの間にかぐっすり寝る….
翌日、ドラギニャンで流しのタクシーを捕まえ、(10分くらいで見つかりました)ルトロネ行を交渉.
タクシー ドラギニャン→ルトロネ修道院 約45分 60ユーロ
陽気なタクシーのおじちゃん.俺を撮れ、とリクエストいただく.
ルトロネ修道院までの道は本当にのどかです.
ルトロネ修道院10:50到着.13:30分にここに来ることを、筆談で約束し、タクシーを降りました.
ルトロネ修道院 1160年~1200年 ロマネスク建築 この地の修道士たちにより積み上げられた建築です.
セナンク修道院、シルバカーヌ修道院とともにプロバンスの三姉妹と称されています.
僕が訪れたのが午前11時前.丁度正面の丸型ステンドグラスが空間の一角を照らし、特別な場所を創っていました.
それから一時間後、光の場所は消えていて、その時、自分がルトロネに祝福してもらっているような気持ちになって、少し泣きそうになってしまいました.
このルトロネ修道院は、僕が前日に宿泊したラトゥーレット修道院をコルビュジェが設計する際に参考にした建物であるということはあまりに有名です.
連日に両方を経験したことで、両者の系譜を感じる事が出来ました.
キュビズムの絵画を描いていた、コルビュジェというフィルターを通して再構築されたラトゥーレット修道院.
日本の文化で育った、僕というフィルターを通した建築は何ぞや、と問いかけを頂きました.
ルトロネ修道院に大いに感動し、修道院を出て待つこと15分.
タクシーのおじちゃんがパッシングしてクラクションを鳴らしながらやってきました.
来ないかと思った・・・.ヨカッタ・・・・.
ルトロネ修道院からレザルク駅 タクシー50ユーロでした.
旅の最終地、マルセイユに向かいます.
4日目から5日目(最終日)に続く→
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所