2014.7.30
20140707~0712渡欧 4日目
旅の日記4日目です.
無事ルトロネ修道院をあとにし、再びマルセイユ駅を目指します.
最終宿泊地はここもコルビュジエの代表作、マルセイユのユニテダビデシオンでした.
(ここも僕個人のアプローチでは返信がなかったので、自宅最寄りの旅行会社HIS津支店さんに手配して頂きました.)
マルセイユに到着したら、旅の最後の〆として、小高い山にあるノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バシリカ聖堂へのぼって、今回の旅を回想しようと決めていました.
駅から3キロくらい、画像左下の小高い丘に建つ聖堂を目指します.
聖堂は、町のランドマークともいえて、いたるところから確認できます.
海の町、マルセイユ.
フランスで二番目に大きい駅のある街.
現代建築も建っています.
テクテク テクテク歩き、ようやく近づいてきました.
長い石段を登ります.
間もなく到着.
僕はこの丘から海を見晴らしたら、たぶん感極まって泣くんだろうな、と思っていました.
というか、一人旅のロンリー感も手伝って、自分を盛り上げて泣く準備をしていたのかもしれません・・・.
到達!
ところが・・・
泣くどころか、
この町、海の町でただでさえ風の強い土地、
標高約150mの高さにあるこの場所は、この日立っているのもままならぬ強烈な風!!
涙とか、そんなロマンシズムはさっぱり吹き飛ばされ、
「やっぱりそうだよな。安住の土地なんてない。自分が選んだ道は常に風にさらされる場所だ。」
と教訓を頂きました.
日差しの強い海を正面に、自分の左の胸を拳で何回か叩き、この地をあとにします.
ここから約4キロ、最終宿泊地ユニテダビデシオンへ歩を進めます.
夾竹桃?が咲いていました.
歩き疲れましたが、いよいよマルセイユユニテダビデシオンが見えてきました.
(画像右上)
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