2016.2.29
20160227
20160227
同郷の庭師、西村さんと共に愛知にて行われたマウントフジアーキテクツ 原田さんのレクチャーへ.
早朝、四日市中川原駅をおりてすぐの西村さんの自宅、officeにお邪魔し、色々とお話をする.
同年代の西村さん.
驚くべき書籍の量(庭、建築、写真集その他たくさん・・・)、バイタリティ、このうえなく大きな刺激をいただく.
午前中は僕のお願いで、親しくさせて頂いている建築家が以前、建築的に大変良いと言っていた愛知県緑化センターへ.
愛知県緑化センター 1975年 瀧光夫 株式会社東海設計
植物、ランドスケープに溶け込みながらも、自身のラインを主張するモダニズム時代の建築の水平線.
空と植物の関係、調整から、厚みを持たせないように配慮され、水平と調停する意匠を交えつつ置かれた最層部の黒いボリューム.
上層と下層の場の構成の変化とそれにより受け取る体感.
人体に近いスケール(公共建築にしてはとても低い2100の天井高さ.でもそれが心地よく.)から植物の空間へと段階的に移行する高さの設定.
プランがつくる動線、視点の誘導によるシークエンスの切り替え.
低く潜ったところと、明るい外部に接続する外部階段の拮抗した寸法のせめぎ合い.
西村さんの植物的目線、石積みの目線から見た考察も頂きつつ.
マウントフジアーキテクツ原田さんのレクチャーのあと、西村さんと別れ、マツヤマ荘の同志たちと合流し、岐阜のスミレ設計室(マツヤマ荘)に泊めていただく.
同じ志をもつ仲間との裸の意見の交換は、本当に血肉になるし、自分の背筋が伸びる.
(寝袋持参)
(いつもすみません。。。)