2018.4.2
20180331カーテン取付に
桜の季節
先月からお引越しされて住まわれている 亀山市 野原の中のSKさんちに、
約束していたカーテンの取付と、大工さんにつくってもらった、キッチン前で宿題ができる机の搬入にいってきました。
建主さんの生活が入って、住まいの空間がいい感じで響いているなぁ、と思った。
季節のなかにゆっくりと包まれているような体感。
(お施主さんにも言ってしまったのですが、我ながら、というか自画自賛ですみません。。。)
想定していた隣のお寺の大きな桜と、生活との幸せな関係を体感できて、ぼくもうれしく。
このSKさんちのカーテンはやっぱり柱とサッシの間に取付けて正解だ。
バラバラとはずした構成の層に、さらにうすいレイヤーが入って奥行きに新たな豊かさが生まれた。
全部しめると、くるりとつつまれて、モンゴルのパオのよう。
住宅は移動するシークエンスよりも、とどまってリラックスする視線のほうが多いのでは、と設計中に立ち止まって再構成したプラン。
低い室の連続だったプランを積層して縦に伸ばし、サッシをめいいっぱい高くしたことで、食事室にうまく桜を招きいれることができた。
あえて落とした室内の柱、サッシの桟、外部あずまやの柱、屋外の木立の連続。
来週の土曜日、また写真撮影にお伺いします。。。(雨の予報ですが・・・)