2019.8.5

20190804

仕事は賞や名誉のためにあるわけじゃない、とわかっていても、

 

やっぱり今後の世界の建築史に残っていくようなすごいものをつくってきた方たちに実際に自分がつくった建築を見ていただく機会はそうそうないわけで、

その機会を7月に逃した僕は、現地審査に臨み、堂々と建築の説明をする友人たちを強烈にうらやましく思った.

 

全ては自分の実力次第.

 

2007年、家族で訪れた21世紀美術館.

2012年建築でこんなにひとは感動するんだと、生涯忘れえない経験をいただいた豊島美術館.

 

 

『どうつくっていくか、(取り組み、アプローチ)は戦後一度焼け野原になった日本にとって急務だった.

 でも建築はできたものの”結果”によって大きく意味合いがかわる』

 

 

『環境、状況、そういったものも大事だけれど、ひっぱられすぎではないか.

 設計者としてそこにどんな願いがあったのか.』

 

 

 

多くの言葉と気付きをいただいた.

 

 

 

 

またひとつ、目標ができた.

 

 

 

 

もっと大きな舞台で、この審査員の方々に自分の建築を見ていただけるように、建築を設計していく.

 

負け惜しみなく、あの時勝って浮かれるよりも、負けて学んだことの方が大きかったんだと思えるように.

 

 

 

河合さんおめでとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019.08.05 米田 雅樹