2022.1.17
20220113-14
20220113-14
敬愛する写真家中里和人さんと、石山修武さんと巡礼二日間.
三重の秘宝をご案内しました.
石山さんは、僕が建築を志した25歳の時、地元の本屋さんに並んでいた『建築学の教科書』という、これから建築を始める人たち向けに10人くらいの建築家が寄稿した本で出会い、いちばん印象に残った方で、その後も多くの学びをいただいている方.
これまでの歩みの中で、石山さんから書籍や新建築に寄稿されたテキストなどで多くの勇気と導きをいただいており、今回お会いさせていただき、また多くの学びと気付きをいただきました.
僕が設計した建築を見てくださって
『キミのコレ、知ってるよ.何かで見た.このまま行ったら2,3年、10年後にはキミはつぶれてる.見たらわかる.時代の潮流に乗るな.』
『自分がものをつくることが本当に好きかどうか.建築に限らず.設計図じゃないですよ.ものが出来上がっていく過程が本当に好きかどうか、考えてみて、そうじゃなかったらサービス業に徹した方がいい.』
一瞬で見透かされた気がした.
言葉は厳しいけど、本物、本質が伝わりました.
自分の核となるものは何か.自問する機会をいただいたと思っています.
朝、コタツで原稿用紙に日記とテキストをしたためる石山さん.出先でスケッチ、画用紙に筆を走らせる石山さん.
つくること.生きること.
僕にとってかけがえのない貴重な時間をいただき、H27年に読んだ石山さんの書籍「生きのびるための建築」にメッセージをいただきました.
偶然.7年前この本の最後に書いた自身の感想に.『中里さんにいただいた言葉 イタコ と同じだと思う』と書いていた.
学び続けることの大切さ.
時間の流れを紡ぐ.
(僕が初期のころに設計した建築を『サティアン』と言われて、少しうれしかったり.)
恥ずかしながら、ご開帳.夜学生27歳の時の僕もまた石山さんに大きなエネルギーをいただいていたのだと再会する.
独立後、拝見した石山さんの処女作.
幻庵. 1975年. 石山さん29歳. 迸る・・・.
ヨネダ設計舎ホームページURL
http://www.yonedasekkeisha.com/
Facebookhttps://www.facebook.com/yonedasekkeisha/?ref=aymt_homepage_panel
instagram https://www.instagram.com/yoneda_masaki/
〒515-0311三重県多気郡明和町平尾306-3
一級建築士事務所ヨネダ設計舎
TEL059667-7327 FAX0596-67-6494
mail bookship@ma.mctv.ne.jp
(2021年11月より事務所移転・メールアドレス変更になりました)