2024.12.28
2024.8月
8月
朔日.外宮へ参拝.
この鳥居の境界感が好き.
4日 東京へ
東京都美術館(前川國男 1975年設計) ジョルジョデキリコ展へ.
ずっとキリコの絵に魅せられていた.楽しみにしていた展示.
東京まで来たのでニコライ堂(ジョサイアコンドル 1910年設計)と再会.
祭壇と高い天井に光の余白があり、現実世界から、聖書の中に入ったような世界観がある.
装飾されたアーチは扉になっていて、ここから神職の方々が出入りする様子に物語を感じる.
(画像お借りしました)
アーティーゾン美術館 「空間と作品展」へ
6日 クライアントと打合せのあと、津市のheartポッポ に連れて行っていただく.
ビルエヴァンスのサイン付きレコードがあったり、いたるところに小津安二郎作品のポスターがあったり、すごく魅力的に魅惑的なマスター.
マスターに誘っていただいて、三重に本部がある小津を愛する会に入会した.
10日
もう何回訪れただろうか、奈良の慈光院
いつ訪れても素晴らしい.
僕にとってのアナザースカイである.
片桐石州がつくった寺院と庭.
柱の置き方でこんなにも場と空間をつくることができる.
元興寺へ
この日はとうとう!普段は完全非公開の元興寺の禅室に入ることができた.
奈良市が企画してくださった「夜の禅体験」へ
元興寺の柱の内陣、外陣の置き方にも、いつ来ても学ばせていただく.
ぐ、、、ぐふふ・・・
キャー、、!!禅室の扉が開いている!!!
(写真、お借りしました)
元興寺は日本で初めての寺といわれていて、そのルーツは明日香村にあると、講和の折に住職さんに教えていただく.
夜が明けて、導かれるように明日香村へ.
これまで数えきれないくらい訪れた場所.
(写真のおじさんは他人です)
元興寺のもとの寺院、飛鳥寺の飛鳥大仏に会い、
(聖徳太子が生まれた橘寺の方に向くよう、少し角度を振って座されている.)
飛鳥時代の仏と会える不思議とありがたさ.時間というものの尺度が自分の中で変化する.
夕方、そのまま橘寺へ.
その後、初対面となる益田岩船へ
そのまま大阪へ走り、先月お会いした小山隆治さんが設計された七輪へ焼肉を.
いつも満員の人気店.この日、偶然小山さんも来られていて・・・.
12日 松浦武四郎記念館へ 館長に色々と詳しくご案内をいただく
ヒューマニストでもあった武四郎.アイヌの方から贈られたこの首飾りを愛用していたそう.
同館が所蔵する、重要文化財になっている武四郎が河鍋暁斎に描かせた自身の涅槃図の次の公開はいつかお聞きするも、ずいぶんと先のよう・・・ 気長に待つとする.
しかししかし、地元の郷土が武四郎を生んだことを誇りに思うな・・・。
12日 中学校の同窓会.僕は幹事だったにもかかわらず二次会に参加せず、古武術のお稽古に走る.
夕方の空が、中学生のころ、自転車に乗っていた時間と重なる.悪くないな、、と思った.
末日、三男と美杉のプールへ.
夏の陽ざし.
水と光の揺らめきが、ホックニーの名画のようだった.
9月へ