アリスインワンダーランドを観た。

 

 

ハッキシ言ってガッカリだった。

 

不思議な世界観に連れて行ってくれるのだろうと思ったのに、ストーリーの良し悪し抜きにこの世界の美しさや魅力はアバターに到底及ばず、非日常感がなかった。

 

ネタバレになるけど、中国を意識した最後の方。シラケタ。スポンサーの影響力とか今後の戦略とかあるのかもしれないけど、アメリカはなんでこんな映画のつくり方をするのか。20年前の名作トップガンは夕焼けを背にカワサキのニンジャにまたがるトムクルーズがカッコよくて、好きな青春映画だけど、あれも結局ソ連に対する挑発的な映画だった。

 

映画の歴史の始まりが侵略の正当化の洗脳みたいなもんだから今も変わらない部分があるといえば仕方ないか。作り手の意図的な誘導といえば米映だけに限らず国内のマスコミにも言える事だけど・・・。