2013.6.30

自邸建築日記20130628~0630

工事がほぼ完了してきました。
(まだ少し、とりつけるものがとどいてません)
結局最後まで、コンセプトをまとめて発表できなくて、すみませんでした。
 
また時間をみつけて、発表させていただきます。
 
建物にエキスパンドメタルの窓がつきました。
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建物正面の窓は、大きくて
 
取り付けのとき、足場がなくて、高くて、怖くて死ぬかと思いました。
 
丁度、この日の朝から首が痛かったので、もしかしたらご先祖様がお知らせしてくれているのではと思い、気をキリッと引き締めて(へっぴり腰で)作業に臨んだので、おかげさまで無事完了です。
このエキスパンドメタル窓をつけたことで、内部と外部にフィルターのような境界ができ、室内の内部感(領域の線引き・巣の内部感)が強まった気がします。ガラスにはない、薄くて透けるフィルターによる結界ができました。
 
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ここで狙っていたのは、外から建物を見たとき、時間により、緑の色が浮き出る意匠をだすことでした。
エキスパンドメタルが、細かい目だったので、思ってたより、暗い目になりました。
エキスパンドを介在させる事で木の抽象感が強まって緑の炎のようにも見えます。
太陽角度が高くなる、正午前後と、朝日の時間、夜の照明時に緑が浮き出る開口ができました。
 
この緑色の発想のもとは、森や山を歩いている時、何でこんなに緑色がきれいなんだろうと思っていたところ、
 
伊勢神宮のお社の向こうの緑も美しい事を発見し、暗がりを介入させたムコウの緑が鮮やかなことに気付きました。
今回自宅で、その効果を使ってみようと、実験したわけです。
 
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これに気付くと、トンネルっぽい向こうの緑を見るスイッチが入りました。
 
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エキスパンドがつき、
 
塗装屋さんに『でっかいはと小屋みたいになったなあ。』
 
と言われ、
 
悪くない表現。。。と納得しました。
 
昨日、ハウスクリーニング費を抑える為、自分で掃除を行いました。
 
その後、夜、杉板の床に 妻とふたりで小川耕太郎・百合子社 さんの みつろうWAXをかけました。
以前も使った事があり、とてもよかったので、ネット注文して取り寄せました。
 
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むこうには、天板加工待ちの淋しそうなテーブルくん。
 
 
家の中の 広場の小さな戸を、アクセントとしてマンセル指定して濃い赤に塗ってもらいました。
 
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個人的に、小屋+赤は 懐かしくて、胸に訴えるような組合せだと思っているので、この色を採用。(僕の思考回路のなかで漁村の小屋と鉄扉を連想させるからかもしれません。)
 
今日、作業していると、長男がお友達を連れてきました。
 
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ああぁ、おれの部屋が・・・・。
 
この後、すぐ建具屋さんにTELし、扉に鍵をつけるように追加注文しました。
 
 
告知します。  2013/7/14(日) 自宅の内覧会を開催します。ご興味のある方は、是非お越しください。
 
詳しくは、また後日改めてご報告します。