2014.10.31
U-HOUSE緑の扉
U-HOUSE
スゴイ建具が届きました.
イギリスの教会で使われていた、100年くらい経過している扉です.
扉の向こうはアールで包まれた空間.
扉の存在感がスゴイ・・・.
生物に覗かれているようです・・・.
栗の無垢のフローリングも進行中.
空間が異国籍になってきました.
まだまだいろんな要素が混ざります.
最近考えていたことと、今の現場体験がとてもリンクしています.
あくまでも自分の主観ですが、建築家が建築について話すとき、表層的なデザインは建築とは別物と切り分けて、あまりそこに重きを置かない事が多いように感じていて、その事にどこか違和感がありました.
確かに、建築の骨格と、インテリアは別のもの.
その反面、建築ではなく空間という括りで考えると、事実、建築の骨格、形式と表層は渾然と相互作用が起こります.
その上で、建築の骨格自体に働きかける表層というものもあるのではないかと、そこに一つの可能性を感じています.
今の思考は、様々な文化や要素が溶け合う空間について考えています.
恣意的であったとしても、人が心地よいと思う根源性を狙えるような在り方を模索します.