この建物のPLANは複数の囲い（層）の重なりで構成されます．

 

最外周はコンクリートの強い壁と目透しの柔らかい壁．内部は木の壁．

異なった素材の壁が貫入しあい、絡み合いながら建物の中に行き止まりの無い複数の道（LOOP）と様々な居場所をつくります．

 

この複数の道は、猫と、犬と、ひとのLOOPであり、最外周のLOOPは行き止まりの無い犬の為のdogrunと雨に濡れない人のアプローチや半屋外リビングとなります。

 

猫と犬のLOOP、動線は交わらないように計画されています．

 

このLOOPたち、内部と外部、1階と2階をまたいでつながる不思議なルートたちです．

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四角い穴の開いたコンクリートの佇まいが愛らしい。。。

 

実はこのｶﾞﾗｽがはまらない四角い窓、大人が腰かけるのにほどよい高さに設計してあります．

 

囲いでLOOPと居場所をつくり、プライバシーを担保し、田畑の土埃を軽減する．

 

 

いちまいの壁　（プロジェクトの解法）　で様々な効果．

 

 

設計の醍醐味です．

 

 

 

・・・・上棟が楽しみです。。。