2015.12.4
I さんち 屋根の起源
伊勢市小俣町 多重囲いの家 I さんち.
先日の上棟の後、壁や屋根工事が進んできて、
空間を体感できる状態になってきました.
最外周の囲いから.
大きな屋根に翳され、コンクリートの強い壁に守られた最外周の回廊.
上部天井を刻む、リズミカルな垂木、梁などの木材はこの状態が仕上りとなり、この架構がそのまま意匠となります.
想像していた空間が生まれてくれて、とても嬉しいです.
大きな屋根がかぶさったRCの壁.
コンクリートの高さより屋根の高さが大きい比率とし、実は昔の民家の要素を汲んでいます.
いつの日か感銘を受けた九州の古民家.