2018.2.5
ON READING shunshun
日曜日。
午前中は図面を引いて、午後三時から打合せ。
この日予定していた私用があったけれど、すこしあきらめていて、、、
17時、打ち合わせが終わり、
路線案内を確認したらまだいける、と判断し、大急ぎで松阪駅へ。
電車に乗って名古屋まで。
東山公園駅おりてすぐ。
地下から地上にでると、どっぷり夜。
嬉しいことにshunshunさんからご丁寧にお便りでご案内を頂戴して、個展会場に。
(GALLERY & BOOKSHOP ON READINGさん。古い集合住宅?をリノベしたとても良い空気のお店で・・・。)
shunshunさんの線画。
詩。
透明な意識と、光がありました。
shunshunさんに自分の名前をもとにした線画を描いてもらえるというイベントもされていて、運よく描いてもらえました。
事務所の入口に飾りたくて、 ヨネダ設計舎 でお願いする。
めちゃくちゃうれしい・・・・。
描いてもらっている前でニヤケ顔がガマンできませんでした・・・。
僕の仕事から連想して描いてくださいました。
屋根。太陽。くも。光。星。昼と夜。男のひと。女のひと。ビル。(エントツ?)
ぼくにはそんな線に見えます。
額装せねば・・・。
大切にします!
個展を開催されていたBOOKSHOP ON READINGさんに訪れるのも初めて。
なんとも素敵な本屋さん。
本に呼ばれまくりでした・・・。
店主さんに聞くと、本のチョイスはご自分たちでされていて、でも何かの分野の専門書店という感じにはしたくなくて、ものともの同士、本同士のすこしのつながりでラインナップされているそう。
通常の書店では、本は売れないと、人気本以外は出版社に返品されてしまうことが多いそうで、そうなると本との出会いはものすごく限られたものになってしまう。そういうふうにはしたくなくて、このお店では返品はあまりしていないそうです。
人と人。人と本のご縁をつむぐ場所。
ぜったいまた来よう。
この日出会った本。
この2冊。
ふと思った。
漫画や小説は続巻が出たらその情報がわかりやすいけれど、そうでない本はやはり出会いの場がないと巡り会うチャンスも少ないのではないか。
(持論ですが、ひとは自分のみちや、習慣をよくもわるくもこしらえるもの。通勤ルートも、良く訪れるお店も、ネットの検索先も。この本屋さんは、知らなかった道、 [今まであまり気付かなかったよく通る道の少し脇の道や、全然通ったことのなかった海路や空路まで] 景色を見るきっかけをくれる可能性に満ちた場所だと思いました。)
鈴木さんが前回かかれた本、、まばたきとはばたきはホントに素晴らしく、今回、著者の続巻に出会えてよかった。
ネットでモノを買う(もちろんぼくも利用しているけれど)利点もあるけれど、それとはちがった出会いの数々を感じる素晴らしい時間。
まさに本に呼ばれる。呼び止められる。
佐藤雅彦さんの新刊もあって、とっても欲しかったけれど、今月は我慢・・・。
直感に正直に行動すれば時間はひらける。
(行動しない直感。逆もまた然り。)
強行軍だったけれどこの時間に会いに行けてよかった。
もちろん、shunshunさんとshunshunさんの作品にあえてとってもよかった。
shunshunさん、ONREADINGさん、ありがとうございました。