2014.10.10
SD
少し前、京都まで、SDreview2014展覧会と入選者講演会を見学に行ってきました。
SDreviewとは今年で30回目となる、実施予定の建築案を評価する歴史あるコンペです。
毎年ここに来ると、少年のように胸がドキドキします。
ただ単に斬新なカタチを競うだけではありません。
建築家の数だけ、考え方や思想、建築へのアプローチがあります。
僕はここに並ぶ展示を見ると、
『建築には夢がある』
と心の底から思います。
来年こそは自分もここに名を連ねたいです。
建築をつくる者は専門家からも、一般の方からも良くも悪くも批評があります。
それはものをつくる者である以上避けては通れないし、それがあってこそ成長があると思いますが、
ただ、これは建築でも、世の中の時事問題の世論であっても同じだけど、みんながみんな同じ考えであるわけがなく、
建築を目指す人が10人いたら、10通りの目指す道があるはず。
自分の進む方向だけしか眼中に入れず、視野や了見を狭くすることは悲しいこと。
色んなものを見て、いろんな考えに触れて、その時の自分と照らしながら思考を深め、この胸のドキドキをこの世に具現化した建築をつくりたいと思います。
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所