2014.8.12
TOKYO2014建築巡礼8月
先日、講習受講の為、東京に行ってきました.
到着から講習までの2時間を利用して建築巡礼.
上原通りの住宅 1976年 篠原一男
戦後代表する建築家の一人である氏の代表作のひとつ.
数学者の道から建築家になられた方です.
初期の作品は日本伝統の再解釈的な建築をつくり、中後期はそこからのさらなる展開をしています.
外観からのみの巡礼でしたが、思想が込められた建物は40年経ても、確実に生命力を感じました.
実際に前に立つと、2階スラブの意外な低さから建築と人との物理的、心理的両方の距離の近さを感じました.
その後前日に、ここの近くで谷尻誠さんの事務所SUPPOSE DESIGN OFFICEがオープンハウスをされていることが分かったので拝見させて頂きました.
狭小地に建てられ、たくさんのレベルにたくさんの居場所を設計した建物でした.
全体から細部、コスト調整まで建築のつくり方は様々だと勉強させて頂きました.
台風の足音が聞こえる日の強行出張でしたが、講習と合わせて充実した日となりました.
ヨネダ設計舎ホームページURL http://www.yonedasekkeisha.com
米田雅樹 三重県 建築設計事務所